【検証】2021年10月8日(金)アメリカ雇用統計でスパシーバはいくら稼げるのか?

アメリカの雇用統計といえば、トレーダーが注目する重要な経済指標の一つです。

雇用統計では農業部門を除く産業で働く人増減や失業率の増減や個人所得の増減が発表されます。

景気の強弱を表す指標なので、金融政策の指標になる為、株や為替への値動きにインパクトを与えます。

私がトレード始めた当初は雇用統計発表後の値動きは本当に大きく、サプライズ発表だとドル円でも1円50銭、ポンド円、ユーロ円は3、4円は動いていました。

ただ、今はというと昔に比べて、全然、値が動かなくなってしまいました。

値動きがなくなったので、稼げなくなったと言われていますが、今回の記事では私が本気でトレードして、雇用統計発表後にいくら稼げたかを報告させて頂きます。

2021年10月8日雇用統計前の注目してた点

2021年10月8日のアメリカ雇用統計に関しての注目点は前々日のADP雇用統計の流れを引き継ぎ、大きく非農業者部門雇用者数が伸びるのか?、失業率が予想より改善されるのか?、平均時給が伸びてインフレ傾向になるのか?、注目していました。

2021年10月6日のADP雇用統計は予想より大きく伸びました。予想が+430千人、結果は128千人アップの+568千人でした。が、予想に反することも想定して当日トレードに臨んでました。というのも、ADPの数字が良くても雇用統計の数字が悪いということも良くある為です。

雇用統計前の1週間の相場環境

この記事を書いてるのは10月8日からちょっと日が経ってしまっているので、心に残っているイメージとしては9月の四半期末の値動きが結構イレギュラーだったイメージがあり、ポンドだけが低空飛行だったのが、違和感を持っていました。

原油高も著しく、リスクオン的なイメージで他のクロス円と比較してポンドだけ安くなっていた為、月末に持っていたポンドが翌日の月初めになると、クロス円の動きについてきて10月1日には持っていたポンドで5,000万円ほど利確できたので、そのことは印象に残っています。

ドル円、クロス円ともに雇用統計前に下値を固めてきて、直近高値をブレイク狙う展開のチャート形状で、雇用統計前も円に対して、ドル円、クロス円ともに強い値動きの展開だったイメージでした。

雇用統計前にポジションをクローズする投資家さん多いと思いますが、私はポジションを持ってのぞむ時も良くあり、雇用統計前はドル円の買いポジションを持っていました。

この時、ポジションを建てた理由は前述した通りで、近く上抜けを予想していたので、方向性は上向きです。

また当日はドル円のオプションが111円に多数あった印象でしたが、大きな抵抗なく超えてきていたので、強い印象でドル円に特に注目していました。

それと10月8日の雇用統計前に111円の998までプライスをつけていたので、112円は近くつける自信がありました。これが950~970ぐらいだとちょっと躊躇して雇用統計前にドル円の買いを決済したかも知れませんが、998つけたこともドル円のポジションを雇用統計まで保有し続けた理由と一つです。

2021年10月8日雇用統計の結果

予想から大きく離れた結果でした。非農業部門雇用者数が大幅にダウン。

前回+366千人を大きく下回り、予想+500千人も大きく下回り、結果+194千人とドル円の買いポジションを持っていた私には逆風の結果でした。

やっぱりADP雇用統計と雇用統計は乖離あると何度も感じてますが、再認識しました。

ただ、失業率が前回5.2%、予想5.1%から大幅に改善した4.8%でした。

平均時給の前年比は予想通り+4.6%、前回+4.0%から上昇。前月比でいうと予想+0.4%を越える+0.6%でした。

失業率と平均時給の結果はドル円買いにプラス材料の結果でした。

収益推移、収益結果報告

雇用統計発表前9時29分の時点で当日収益は+679,817円でした。

保有ポジションはドル円111.885で3000万通貨保有してました。

この時の含み損は-1,930,000円。

雇用統計後は下押ししました。雇用統計後15分~30分ぐらいは方向性を見極めるために長く持つトレードはしないことが多いです。

例えば、大きく値が下に動くとして、そんなときは多少戻しても、また下にいくことが多いので、特に逆張りするときは注意が必要です。エントリーする際には早めに手仕舞いすることを心がけてます。

21:36の時点で保有中のドル円は111.600割れで含み損は-8,770,000でした。

雇用統計の結果が予想値と開いていたので、一日を通して大分、上げてきていたし、週末の利確がどっかで入ってくることも想定しないといけなかったので、

36分までにドル円の売りの両建てをして、決済していたので、当日損益は+2,500,817円となっています。

もしかしたら建値まで戻さない状況も考えて、戻ってきたタイミングでドル円の売りの両建てを再度やっていこうと考えました。

22:06の時点では特に様子見していましたが、ちょっと下かなと思ったので、損切することも視野に入れてました。

112円は超えてくると思っていましたが、一旦、調整入るとドル円は時間がかかるので、塩漬けになるのは嫌だなと思いました。

様子見していたので、当日損益とポジション状況に変化はありません。

その後、アメリア市場がスタートする22時30分前に111.700超えたあたりでドル円の売り両建てをしました。値動きにもよりますが、650~670ぐらいで売り決済できればの感覚でポジションを建てています。

ただ、両建ては失敗するとどこかで片側、もしくは両側を損切しないといけないので、うまくトレードできるようになるまで、ある程度は経験が必要なスキルかも知れません。

当日損益が+2,529,115に増えてますが、この間にユーロドル売りのスキャルで損益が増えています。

予想に反して、上がってきたので、ドル円売りの両建てポジションを400万弱損切しまいした。この時は下ヒゲが出ていて、上昇強そうだなと思い、0時に向けて112円越えを予想しました。

この時点の当日の収益は-1,324,700円。

ドル円の買いポジションのみ保有中です。

結局、保有中のポジションは0時過ぎに決済しました。

決済までの間にユーロドル、ポンド円をスキャルピングして利益取れました。

0:12の時点で当日損益は+2,127,120円でした。

雇用統計は金曜日なので、通常であれば、0時以降の値動きが落ち着いてきた時点で、ポジションクローズしてノーポジションにしてますが、この日はちょっとでも利益を残した結果をブログに載せたかったので、3時過ぎまでトレードしていて、最終決済が3時11分、当日損益は+3,052,642円でした。

スタート時の利益分を差し引くと、2021年10月8日雇用統計後の収益の結果は+2,372,825円でした。

雇用統計のトレードする際の心得とは

私の場合ですが、アメリカの雇用統計は金曜日なので、なるべくポジションを持ち越さないように注意しています。

理由としては土日にゆっくり休みたいというのが一番の理由ですが、土日に何かの為替リスクが起こったときに週明けに大きく値が飛ぶことも稀にある為です。

雇用統計に限らずの話になりますが、週をまたぐときにポジションを持ったままでいくなら保有してる通貨ニュースや土日のイベントなどの確認は必ずした方が良いかと思います。

雇用統計前はノーポジにしてるかどうか聞かれることもあるので、お答えすると、ポジションクローズしていた方が良いとは思うけど、理由としては雇用統計後の数分間にスキャルでとれる値動きのときがあるし、ポジションあるとトレードできないからであって、リスクを考えてノーポジが良いという訳ではありません。

雇用統計後の値動きのリスクといっても、そこまで動かなくなったので、持っていて含み損になっても死なないと思っています。なので、自信の持てる相場であったら、ポジションを持ったまま雇用統計を迎えることも多々あります。

あと、年初来高値とか新値が近いかどうかは必ず確認しています。

特に近くなければ、雇用統計後に動いても途中で値動きが重くなったり、ある程度動いたら逆張りで全然勝てると思います。が、年初来高値とか新値を超えてくるとクローズ時間までずっと一方向に進み続けることあるので、逆張りは注意が必要です。

逆に新値越えのケースなどは押し目や戻りに順張りでクローズ時間まで寝る間を惜しんでもトレードします。

休むことも大事な側面あると思いますが、FXで勝つ秘訣は取れるときに取り続けることだと思っているので、自分に合う相場の時はお金が落ちてるのと同じだと思って、落ちてるお金を私は拾い続けます。

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