FXを初めて間もない頃にユーロ円で4.5億の収益をあげることができたトレード手法

私はもともと金融機関などでディーラー業務を行っていた訳ではなかったので、FX、為替、株式などの相場知識0からFXトレードを始めました。

何年もトレードをする中で、今では経済について理解できるようになってきましたが、当時は何も分かってなかったです。トレードを始めてから、毎日チャートをみて、私なりに分析と検証をしてきました。

私はトレードを初めて、まだ経験が浅いなかで最初に見つけた手法で利益を出すことが出来ました。

その手法を検証、改善してながら、利益を継続的にあげることができ、徐々に手法に自信を持つことができ、この手法はいけると確信に変わり、人生の勝負をかける気持ちで、自己資金と借入を行い、3000万円を用意しました。

皆さんに借入をすることはお勧めしませんが、その当時の私は何とか現状を変えたいと思っていて、借金したことで、半年ほどで3000万円を4.5億円にすることができました。

今回、その時の私の手法を皆さまにお伝えしようと思います。

トレードを始めたときの相場環境とは?

私が半年で4.5億円達成した手法を始めたときはユーロ危機のときで、2011年の東日本大震災のときもその手法で、収益をあげていた記憶があります。

FXトレードを始めて、多少、経済ニュースに興味を持つようになりましたが、その当時の株価や商品市場など具体的な細かい金融市場や相場環境について把握していた訳ではありません。

なので、当時の相場環境を伝えると、ざっくりになりますが、記憶にある範囲の当時はユーロ危機や民主党政権下で、円高の背景があり、進行する円高から為替介入が行われたことがニュースに出てたと記憶しています。

当時はニュースを参考にしてトレードしても何故かニュースと反対に動くと思うことも良くあって、ニュースを参考することはありませんでした。例えば、円高傾向と言っていたとしても、実際にユーロ円やドル円の売りポジションを持っても、円安に方向に動くなんてことをよく経験しました。

基本的に長い時間軸で相場を見ることは出来なかったので、当時は何故、ニュースと反対の動きなるのか良く分かっていませんでした。今となれば、一日の間で需給バランスで一時的に調整的な逆行したりすることがあるのは当たり前だと理解できるようになりましたが、当時はそれが理解できていませんでした。

経済指標なども見ていなくて、FXはチャート見ることが全てでした。とにかく、仕事の合間という合間はチャートとにらめっこというような状況で、1日、少なくても6時間ぐらいは見ていたと思います。多いときは10時間ぐらいでは見ていたと思いますし、睡眠時間を削ってFXトレードしていました。

半年で4.5億を達成にした手法とは?

当時の私の手法は今とは真逆で、逆張りが主体でした。ブレイクを狙った順張りのトレードなどは一切していませんでした。

いかに安いとこで買いエントリーするか、また高いところで売りエントリーするかを考えていました。

利益がでると、利益を伸ばすことはできなくて、すぐに決済して小さい利益を細かく確保するやり方をしていました。

当時は定職についていたので、トレードに費やせる時間も限られていました。仕事の合間でトレードすることも多く、当時はポジションを持つとどうしても気になってしまい、仕事に支障が出ることもありました。

仕事中にトレードするとどうしても利確のタイミングを見逃すことも多く、仕事の支障が出ない利益が出せる手法を模索していて、仕事後と仕事前でどちらが良いか実際に試してみて、朝トレードする手法につながりました。

当時、今ほど監視対象の通貨ペアは多くなくて、ドル円、ユーロ円、ユーロドル、たまにポンド円みたい感じでした。それらの通貨をトレードしていて、その当時はユーロ円の逆張りの相性が良くて、ユーロ円でのトレードが多く、ユーロ円のチャートばっかり見ていました。

ユーロ円をトレードする中で、朝の始値からだいぶ離れた値段から逆張りしてエントリーして、仕事中にほっといて、たまに見ると、利益が出ていて決済できることが多く、何銭離れた値段からエントリーしていくのが良いのかを試していきました。

利確のタイミングはその時々で最初はバラバラでした。さらに利益を伸ばそうとして、プラスからマイナスに逆行してしまうなんてことも多々あり、利確幅を20銭、15銭、10銭といった形で、何銭だったら確実に利益を残すことができるのかを検証しました。

エントリーと利確のタイミングを検証する中で、最終的に、エントリーは朝起きてから仕事に行く前にユーロ円の始値を確認して、始め値から上下80銭から20銭毎に倍の枚数ずつ、最大で6回分の指値注文を入れておくという手法に固まりました。

決済に関しては、ポジション状況を仕事の合間で確認をして、ポジションが入っていたときは合計の建値から5銭幅の決済注文を入れるというやり方になりました。

この手法で2,3カ月ぐらい安定して利益を出すことができたので、借り入れなどもしつつ3000万円の資金を用意して、半年ほどで4.5億の収益をあげることができました。

当時、使っていた証券会社はサクソバンク証券で、現在もサブ口座として利用させてもらっています。

この手法がうまくいったのは今よりも高レバレッジでトレードすることが可能だったことが影響しているのかも知れません。というのも、今よりだいぶ高レバレッジでトレードしていました。

スタート時の3000万円のときは最初の注文を30万通貨でスタートして、その後、20銭離れるごとに60万通貨、120万通貨、240万通貨、480万通貨、960万通貨まで最大6回の指値注文を入れてました。

純資産額が増えていくと増えた分、注文枚数を増やしていきました。だいたい、100万円増えるごとに1万通貨、注文枚数を増やしていくイメージでした。

具体例をあげると純資産額が5000万円に増えたらスタートの注文枚数50万通貨に、純資産額が8000万円になったらスタートの注文枚数80万通貨に増やして注文を入れてました。

利確できない場合や損切りはどうしていたかというと、当時は今ほど損切りを重要だと思っていなくて、次の日のトレードに支障ないようにリセットする意味で、翌日の7時前後に決済するルールでやっていた為、結果的に損切りになるときもあるという手法でした。

手法をまとめると

  1. 午前7時過ぎにユーロ円の始値を確認。
  2. 始値から上下80銭離れた値段から20銭毎に最大6回まで指値注文。
  3. 合計のポジション建値から+5銭で決済指値注文。
  4. 翌朝一までにもし決済できない場合はその時点で決済or損切。

私はこの手法を確立できたことで、トレードによる仕事への影響もなくなり、4.5億の利益を残せたことで、仕事を辞めて専業トレーダーにもなれました。

現在(2021年)も手法は使えるのか?

前項で上げたルールで私はビギナーズラックで資産を築くことが出来ました。この手法は誰にもできる凄く簡単な手法だったと思います。

この手法を今も使えるのかというと、現在の相場環境で試してないので、分かりません。ただ、私が始めた当時と現在は為替市場、金融市場の状況も変わっていて、とくにボラティリティがないので、手法の細かい部分を検証して改善する必要はあると思います。

この手法で私は兼業から専業になり、徐々に相場に関する知識を養っていく中で、金融・政治情勢や経済指標を重視するトレードに徐々に変わっていく中で、知識が入った分、その時々に合わせてトレードするようになり、この手法は使うことはなくなっていきました。

この当時よりも知識と経験を積み重ねた分、トレードする根拠などは複雑かしつつありますが、今も過去のデータや実際の経験から勝ちやすいパターンをみつけて、分析と検証を行っています。そして、トレードで実践して改善点を見つけてを毎日繰り返しています。

今回、過去を振り返ることで、当時の心境を久々に思い出すことができ、初心に戻ることができました。また、この当時と今とで本質的にやっていることは変わらないんだなと気づくこともできました。

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