スパシーバはFXトレードで売られすぎ、買われすぎをどのように判断しているか?

私はオシレーター系のインジケーターとしてMACD(マックディー)を活用します。

MACDで売られすぎ、買われすぎを判断して、エントリーや利確のタイミングを計るようにしています。

売れすぎ、買われすぎの相場環境のときに順張りでエントリーすると高値買い、安値売りになってしまいますし、

利確しないでポジションを持ち続けてしまうと反転してしまい、利益を逃してしまうこともあるので、私はMACDの数値に注目してトレードしています。

今回の記事ではMACDを活用して、売られすぎ、買われすぎ状態の相場の過熱感を私がどう判断しているかについて書いてみようと思います。

MACDの基本的な使い方

私の基本的なトレード手法は順張りのトレンドフォローになります。

MACDはエントリーの際に高値買い・安値売りにならない為に、また順張りだとずっとトレンドに沿って、何度も利確とエントリーを繰り返すとどこかで相場の反転期が必ず来る為、その反転期を予想する目的の為にもMACDを活用しています。

MACDの一般的な使い方として、主にMACDとMACDシグナルという2本のラインの交差を売買のタイミングとして用いられることが多いかと思われます。

私はそのような活用方法はしてないのですが、一般的にはノーポジションならゴールデンクロスで買いエントリー、逆にデッドクロスで売りエントリーといった手法です。

利確であれば、買いポジション保有中ならデッドクロスで利確。売りポジション保有中ならゴールデンクロスで利確といった手法が一般的だと思います。

スパシーバのMACD活用法

私のだいたいのトレードは短期のデイトレードになります。私が良く見るチャートは8時間足、4時間足、日足をメインにたまに1時間足といった時間軸のチャートを見ています。

特に重要視しているMACDの時間軸は8時間足、日足チャートになります。その次に4時間足チャートです。

私の場合、特にゴールデンクロスやデッドクロスする前に、先行線が以下の数値に来た時点で相場の反転期はそろそろだろうと意識するようにしています。

買われすぎの目安の数値は

・4時間足チャートであれば、0.600以上

・8時間足チャートであれば、0.800~1.000以上

・日足チャートであれば、1.000~1.200以上

売られすぎの目安の数値は

・4時間足チャートであれば、-0.600~-0.800以上

・8時間足チャートであれば、-0.800~-1.000以上

・日足チャートであれば、-1.200~-1.500以上

この数値に達したら相場的な過熱感が出てきていると判断して、順張りの方向の買いや売り、また逆張りの買いや売りトレードします。

上記の数値はクロス円(豪ドル円、ポンド円、NZ円、ユーロ円)が対象で、通貨により目安の数値には上下あります。

例えば、買われすぎをポンド円8時間足チャートなら1.000付近以上、豪ドル円なら0.800付近以上といった具合で、ポンド円の方が目安の数値は高い傾向になります。

目安の数値が高い順のイメージはポンド円、豪ドル円orNZ円、ユーロ円の順になります。

上記のMACDの活用はあくまでも目安と捉えているので、そのときの相場環境を踏まえてエントリーや利確のタイミングを総合的に判断しています。

臨機応変な対応が必要であった2020年3月コロナショックの実例

画像チャートはポンド円の日足チャートになりますが、このときの数値は異常値で最大で-3.700を越えました。

通常の相場であれば、-1.500越えた辺りから逆張りの買いエントリーに主軸をおくトレードになっていたと思いますが、このときは以前の経験を活かすことが出来て、コロナショック時の大きな下げに逆張りして、大きなマイナスを被ることなく済みました。

2020年3月以前の似た経験を挙げると、トランプラリーやフラッシュクラッシュなどを思い出すのですが、このときはチャート分析だけだと対応できない相場でした。このときの成功体験や失敗体験があったので、このときのMACDの数値は異常でしたが、経験からクライマックスの大きな下げが来るまでは逆張りをしないで、順張りの売りで行こうと決めてトレードしていました。

コロナショックは下げの強い相場環境でしたが、売られすぎの警戒を怠って、逆流して大きな上げに巻き込まれない様にその点には凄い注意をしていたので、エントリーのタイミングはなるべく戻りをつけたところで売って、利確は早めに初動の下げで利確して、慎重に何度もエントリーと決済を繰り返していました。

ただ、全てが売りトレードだった訳ではなく、例えば、コロナショックの下げ相場の中、ある一日のポンド円の値動きが上昇傾向の強い値動きをしていたら、その強さは一時的、その日一日だけかも知れないですが、逆張りの買いトレードもしたと思いますし、その判断がミスでマイナス損失だった日もあったと思います。

何が言いたいかというと私はトレードするのに大事なこととして、売りだと決めたからといって、売りしかやらないという考え方だと相場で勝っていくのは難しいと考えていて、状況が刻一刻と変わるのが相場なので、その都度、その都度、臨機応変に考えを変えながらトレードすることが大事だと思っています。

コロナのときのように通常じゃ考えられない相場環境になることもトレードしていると必ずいつかは来るものなので、仮にそのときは失敗してもトレードを辞めないで継続できれば、経験として、その後のトレードに活かせると思いますし、実際に私は失敗や成功を繰り返すことで、経験値が上り、トレードのスキルアップに繋がってきたと自負しています。

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